リノベーションと聞くと「間取り変更」や「水まわりの刷新」など、大がかりな工事をイメージしがちですが、実は“壁紙だけ”でも住まいの印象は驚くほど変わります。
特にコストを抑えたい方や、賃貸でもできる範囲から始めたい方にとっては、壁紙(クロス)をどう使うかが鍵。
ここでは、プロのリノベ現場でもよく使われる「壁紙テクニック5選」をご紹介します。
① アクセントクロスで空間に“締まり”を出す
部屋の一面だけに色や柄を入れるアクセントクロスは、最もポピュラーで効果的な方法。
たとえば…
- ベッドの背面に濃い色で落ち着きを演出
- ダイニングに木目調クロスでナチュラル感を
- 子ども部屋にはカラフルなクロスで遊び心を
**1㎡あたり1,000円~**と、比較的安価なのも魅力です。
② エコカラットで“デザインと調湿”を両立
LIXILの「エコカラット」は、調湿・脱臭・デザイン性を兼ね備えた高機能な壁材。
- トイレや玄関に採用するケースが多い
- ニオイや湿気が気になる場所に最適
- タイル調の高級感ある見た目で満足度が高い
初期費用はやや高め(㎡あたり8,000円前後〜)ですが、部分使いでも効果を発揮します。
③ 躯体表し(くたいあらわし)で“素材感”を演出
壁紙を使わず、コンクリートなどの構造体(躯体)をそのまま見せるスタイルも人気。
- 無骨でインダストリアルな雰囲気に
- 塗装で色味を変えることも可能
- 配管やダクトを露出させてアクセントに
費用は抑えられますが、断熱や結露対策が必要なケースもあるため、施工前の相談が重要です。
④ 防水・防カビクロスで“水まわりも快適に”
水回りには防水・防カビ機能つきのビニールクロスが◎。
- トイレ・洗面・キッチンまわりにおすすめ
- 掃除しやすく、清潔感を保ちやすい
- 白・ベージュだけでなく、石目調や木目も人気
機能性クロスも種類が豊富で、見た目と実用性を両立できます。
⑤ 写真やアートが映える“無地系クロス”
壁そのものを主張させず、飾るアイテムを引き立たせる「背景としての壁紙」も◎。
- アートや棚を映えさせたいときに
- 白系でも凹凸があるタイプを選ぶと高級感UP
- グレージュや淡いグレーなどのニュアンスカラーもおすすめ
「引き算の美学」で、暮らしの質感を高めるテクニックです。
コストを抑えつつ理想を叶えるなら「壁紙テク」が正解!
壁紙だけでここまで印象が変わるなら、やらない手はありません。
「費用をかけすぎず、自分らしい空間にしたい」
そんな方は、リノベのプロに相談してみるのがおすすめです。
👇プロに相談してみるならこちらから
リノベーションのことがよく分かる資料「RENOVERU FILE.」お申込みはこちら→リノべる。

コメント