中古マンションの購入、ちょっと待って!
「この物件、価格も立地もいい!」
「リノベーションすれば理想の暮らしができそう!」
……でも、契約前に“必ず”チェックしておきたい書類があります。
それが【重要事項調査報告書】です。
物件の「管理状態」や「修繕計画」「資金の健全性」が丸わかりになるこの書類。
確認を怠ると、あとから管理費の値上げや追加の修繕費請求といった“想定外の出費”に悩まされることも。
この記事では、見落としがちなこの報告書のチェックポイントを、リノベ目線でわかりやすく解説します。
重要事項調査報告書とは?
管理会社が作成・発行する書類で、以下のような情報が記載されています:
- 管理費や修繕積立金の額・残高
- 管理組合の借入金の有無
- 長期修繕計画の有無
- 管理費等の滞納状況
- 建物の修繕履歴 など
つまりこの書類は、「このマンションはちゃんと管理されてきたのか?」「今後、資金面で安心か?」といったことを判断するための超・重要資料です。
いつ、誰が入手する?
通常は売主側が管理会社へ発行を依頼し、不動産会社が契約のタイミングで買主に渡すことが多いです。
しかしこの方法だと、契約するまで中身を確認できないため、安心して購入判断ができません。
おすすめは、「リノベーション会社に物件探しから依頼し、早めに取得してもらう」こと。
購入判断の前に書類を手に入れ、プロの目でチェックしてもらえれば安心です。
報告書で必ず見るべき5つのポイント
① 修繕積立金の残高
残高が極端に少ないと、将来的に追加で集金されるリスクがあります。
特に築年数が経過している物件は要注意。
② 長期修繕計画の有無と内容
「何年後にどんな修繕を行うか」「費用はどのくらいか」が書かれています。
計画がなかったり、非現実的な内容だったりする場合は検討し直したほうが良いかもしれません。
③ 借入の有無と返済状況
管理組合が借入金を抱えている場合、今後の修繕積立に影響が出る可能性があります。
金利や返済スケジュールも確認しましょう。
④ 大規模修繕の履歴
直近で大規模修繕が終わっていれば、しばらくは安心。
逆に、築年数のわりに修繕履歴が少ないと注意が必要です。
⑤ 滞納者の有無
管理費や修繕積立金を滞納している住民が多いと、将来的に資金繰りが苦しくなり、管理状態が悪化する可能性もあります。
契約前に取得しよう
不動産会社によっては、「報告書は契約の直前に渡すもの」と考えているところもあります。
でも、それでは判断が遅すぎます。
リノベ会社であれば、契約前の段階で重要事項調査報告書を取得し、プロの視点で中身を確認してくれます。
失敗しないための物件選びには“プロ”のサポートを
内装の見た目や価格だけでなく、建物の管理状態やお金の流れまでチェックできる体制が安心につながります。
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購入してから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために。
“見えない情報”こそ先にチェックしておくのが、リノベ成功のカギです。
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