1. 結論:年収400万円でも家は買えます(ただし慎重に)
年収400万円の方でも住宅購入は可能です。
実際にフラット35や一部の地方銀行などでは、年収400万円前後を一つのボーダーラインとし、ローン審査における返済比率(年収に対する年間返済額の割合)が緩和されるケースがあります。
ただし、住宅ローン審査においては「審査金利3~4%」で計算されるため、実際の返済額よりも厳しめのシミュレーションがされる点に注意が必要です。
2. 住宅ローンで借りられる金額の目安(年収400万円の場合)
一般的に返済比率は30〜35%が上限とされることが多いため、
- 年収400万円 × 30% ÷ 年間返済額シミュレーション(例:金利1.5%、35年)
→ おおよそ 3000万円前後までが上限と考えるのが安全です。
もちろん、自己資金があるかどうかによって、選べる物件価格は変わってきます。
3. 実際の月々返済額と生活への影響
たとえば、借入金額2,800万円・金利1.3%・35年返済の場合、
- 月々返済:約8.3万円
これに管理費や固定資産税を加えると、毎月10万円弱の住宅費用となります。
単身世帯や子育て中の家庭では、無理のない家計バランスの見極めが重要です。
4. 自己資金ゼロでもOK?リスクと考え方
頭金ゼロ・諸費用ローン込みでも購入可能な金融機関はありますが、以下のようなリスクがあります。
- 購入直後の支出が多くなる
- 借入額が膨らみ、返済負担が重くなる
- 将来のリフォーム費用の備えがない
物件価格以外にかかる費用(諸費用やリノベ費用)も予算にしっかり含めることが大切です。
5. 年収400万円で家を買う人のよくある失敗
- 【失敗①】物件価格ギリギリまで借りてしまい生活が圧迫
- 【失敗②】中古住宅購入後にリフォーム費用が足りない
- 【失敗③】自己資金ゼロで購入し、予備費用が残らない
- 【失敗④】審査の返済比率だけで判断してしまう
6. 金融機関によって返済比率が変わることもある
年収400万円を境に、返済比率の上限を「30%→35%」に緩和してくれる金融機関もあります。
ただし銀行によって基準はまちまちなので、複数行を比較することが大切です。
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7. 物件選びとリノベの可能性を検討するなら
年収400万円の方でも、築古×リノベーションの組み合わせでコスパよく理想の住まいを実現している方も多くいます。
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まとめ
年収400万円でも家は買えます。
ただし「買える」と「返せる」は別物です。無理のない資金計画と住宅ローン選びが何よりも重要。情報収集をしっかり行い、安心して長く住める住まいを手に入れましょう!
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