はじめに
「中古住宅を買ってリノベーションしたいけど、実際いくらかかるの?」
そう疑問に感じる方も多いのではないでしょうか?
住宅購入+リノベは新築より自由度が高く、理想の暮らしを実現できる反面、費用感がつかみにくいという声もよく聞きます。
この記事では、実際にかかる費用の内訳と予算の立て方を、具体的な数字を交えてわかりやすく解説します。
① 中古マンション購入+リノベにかかる費用の内訳
中古+リノベの予算感をつかむには、3つの費用を押さえておく必要があります。
- 物件価格:地域・広さ・築年数により幅あり
- リノベ費用:1,000万円〜1,500万円(内容・物件面積により異なる)
- 諸費用:200~300万円前後が目安(仲介手数料・登記・火災保険・税金など)
💡 ポイント
「物件+リノベ費用」だけでなく、諸費用を見込んだ全体の資金計画を最初に考えることが大切です。
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② リノベーション費用の内訳と費用を抑えるポイント
リノベ費用は、希望する内容によって大きく変わります。
代表的な内訳
- 間取り変更(スケルトン):15万〜20万円/㎡
- 水回り設備(キッチン・風呂など):100万円〜300万円
- 内装・建具・照明など:数十万円〜
💡 費用を抑えるコツ
- 水回り設備のグレードで費用差が出やすい
- 「スケルトンリノベ」より「部分リノベ」でコスト調整可
③ 資金計画を立てるときのコツ|ローンをどう組むか?
「物件」と「リノベ」をまとめて1本のローンにできるかが、資金計画のポイントです。
- 一般的には「住宅ローン+リフォームローン」の2本立てが多い
- ただし、金利の安い「リノベ一体型ローン」が使えると負担が軽減
- フラット35(リノベ対応型)や提携ローンを活用する人も増加中
💡 月々の返済額を先に決めて逆算する方法が安心!
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④ ケース別・予算シミュレーション
以下は実際の購入パターンと、ざっくりとした月々返済額の一例です(※金利1%、35年ローン想定)
パターン | 物件価格 | リノベ費用 | 合計 | 月々返済 |
---|---|---|---|---|
A | 2,500万円 | 1300万円 | 4,050万円 | 約115,000円 |
B | 2,000万円 | 1000万円 | 3,250万円 | 約92,000円 |
※諸費用は250万円想定
⑤ よくある失敗・落とし穴とその対策
- 追加費用が発生するパターン
解体後にわかる配管の劣化など、予備費を10%程度確保すると安心。 - 築年数が古すぎてリノベ費用が高額に
配管交換・断熱強化などが必要になる場合あり。 - 住宅ローンが物件価格分しか下りない
融資前にリノベ内容の見積もりが必要なケースも。
まとめ
中古住宅+リノベーションは、自分らしい暮らしを実現できる魅力的な選択肢です。
ですが、費用感をしっかり把握して、無理のない資金計画を立てることが大前提。
まずはリノベ相談ができる会社やFP(ファイナンシャルプランナー)に相談して、
ざっくりした費用感からスタートしてみましょう!

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