はじめに
家を買いたいと思ったとき、多くの人が最初に悩むのが「お金」のこと。物件価格だけでなく、頭金や諸費用、ローンの審査など、準備すべきことがたくさんあります。
この記事では、住宅購入に向けたお金の準備を4つのステップに分けてわかりやすく解説します。まずは全体像をつかみ、「今の自分に何が足りていて、何を準備すべきか?」を整理しましょう。
ステップ1|住宅購入にかかる費用の全体像を知る
住宅購入には、物件価格以外にもさまざまな費用がかかります。特に初めての購入では、これを見落としがちです。
- 仲介手数料(中古住宅や建売の場合):物件価格の約3%
- 登記費用・印紙税:数万円〜数十万円
- 火災保険・地震保険:5〜20万円前後
- ローン事務手数料や保証料:銀行によって大きく差あり
- 管理費・修繕積立金(マンション):前払いの場合あり
新築か中古かによっても変わりますが、 一般的に諸費用は「物件価格の6〜10%」が目安です。
▶ 関連記事:「住宅購入にかかる諸費用とは?物件価格以外に必要な費用まとめ」
ステップ2|無料FP相談で“自分に合った購入予算”を明確にする
自分たちの収入で「いくら借りられるか」だけを見て家を選ぶと、後で生活が苦しくなる可能性があります。
第三者であるFP(ファイナンシャルプランナー)に相談することで、
- 教育費・老後資金・保険などのバランスを含めた資金計画
- 将来を見据えた返済可能額の設定 が明確になります。
無料で使えるオンライン相談サービスもあるので、購入前の予算チェックに活用しましょう。
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ステップ3|頭金・自己資金の準備|ゼロでも買える?
住宅ローンは「頭金ゼロ」でも組める場合がありますが、それには条件や注意点も。
- 通常は物件価格の10〜20%を頭金とするケースが多い
- 自己資金ゼロOKでも、契約時に「手付金」が必要な場合がある
- 諸費用をローンに組み込めるかどうかは銀行によって異なる
頭金が少ないとローン金額が増え、利息負担も大きくなります。 「貯金がないけど家が欲しい」という人も、まずは資金計画を立てましょう。
▶ 関連記事:「自己資金ゼロで家は買える?メリットと注意点」
ステップ4|住宅ローンの比較・事前審査を受けよう
家探しを始める前に「ローンが通るかどうか」を確認しておくことは非常に重要です。
- 事前審査では、年収・雇用形態・信用情報などをチェックされる
- 通らないと気に入った物件を押さえることができない
- 金利・団信・繰上返済など、銀行によって条件が大きく異なる
そこで便利なのが、モゲチェックのような住宅ローン比較サービス。
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まとめ|「借りれる」よりも「返せる」かどうかがカギ
家は“買えるかどうか”ではなく、“返していけるかどうか”で判断するべきです。
物件探しの前に、まずはお金の全体像と自分の立ち位置を知ることが、後悔しない家づくりの第一歩。 FP相談やローン比較など、無料で使えるツールを活用して、安心できるマイホーム購入に備えましょう。
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