注文住宅の住宅ローンはいつから返済開始?タイミングと注意点まとめ

ローン

はじめに

住宅ローンを検討していると、「いつから返済が始まるのか?」という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

実は、住宅の種類(注文住宅・建売・リノベーション)によって、ローンの返済開始時期は異なります。 この記事では、それぞれのケースでの返済タイミングや注意点、特に注文住宅で使われる“つなぎ融資”についても解説します。


1. 建売住宅の場合|物件決済後にローン返済がスタート

建売住宅は「完成済み物件を購入する」形式なので、住宅ローンの流れもシンプルです。

  • 契約後、住宅ローンの本審査を経て融資実行
  • 融資実行=物件引き渡し時点
  • その翌月以降からローン返済がスタート

ポイント:入居とローン返済のタイミングがほぼ同時なので、二重支払い(家賃+ローン)が発生しにくいのがメリットです。


2. 注文住宅の場合|完成引き渡し後に本格返済スタート

注文住宅では、土地購入・建築契約・着工・引き渡し…と段階的に資金が必要になります。

ただし、住宅ローンは建物が完成して登記可能になった時点でしか実行されません。 そのため、それまでの費用(着工金・中間金など)をまかなうには「つなぎ融資」を活用するのが一般的です。

▶ つなぎ融資とは?

  • 住宅ローンが実行されるまでの間、一時的に建築資金を貸し付けるローン
  • 建物完成後に本ローンが実行され、その資金でつなぎ融資を完済
  • 利息のみを支払う仕組みが多い

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👉 関連記事:「住宅展示場に行く前に知っておきたい5つのこと」では、展示場見学のコツや営業マンとの付き合い方を解説しています。

▶ 注文住宅の返済タイミングまとめ:

  1. つなぎ融資の利息支払い:建築中に発生
  2. 本融資実行(引き渡し時):ここからローン元本+利息の返済がスタート

注意点:つなぎ融資の金利はやや高め(2〜3%)の場合があり、追加費用として計画が必要です。


3. 中古住宅+リノベーションの場合|物件決済後すぐに返済開始

中古物件+リノベーションのケースでは、**建売住宅と同じく「物件決済=ローン返済開始」**が基本です。

  • 中古物件を購入し、住宅ローンで費用をまとめて借りる(リノベ費用含む)
  • 決済(引き渡し)と同時にローン実行
  • その翌月から返済スタート

▶ リノベでは「つなぎ融資」は使わない?

はい、多くのケースで不要です。

  • 物件引き渡し=融資実行が同時なので、建築のような段階的な資金支払いがない
  • そのため、リノベ費用も一括でローンに組み込む形式が一般的です

注意点:工事中でもローンの返済は始まっているため、住み始めていないのに返済+家賃の二重負担が発生する点には注意しましょう。

👉 関連記事:「中古マンション+リノベの流れと注意点」では、物件決済とリノベ工事のタイミング設計についても解説しています。

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4. 二重支払い・つなぎ融資費用も含めた資金計画を

住宅購入の初期には、以下のような支払いが発生する可能性があります:

  • 手付金・契約金
  • つなぎ融資の利息(注文住宅)
  • 家賃とローンの二重支払い(リノベや引き渡し後入居までに時間差がある場合)

ポイント:頭金や手元資金に余裕がない場合は、事前に専門家と資金計画を立てておくことが重要です。

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まとめ|住宅ローンの「返済開始時期」は住宅タイプで変わる!

タイプ返済開始のタイミング
建売住宅引き渡し直後
注文住宅建物完成・引き渡し後+つなぎ融資中の利息支払いあり
中古+リノベ物件決済後すぐ(工事中でも返済はスタート)

住宅ローンの返済時期は、「いつから生活費に影響が出るのか」という重要な視点です。

契約前にこのタイミングを把握し、引越しや家賃との兼ね合いを考慮して準備を進めることが、無理のない家づくりへの第一歩です。

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