注文住宅のよくある失敗10選|経験者が語る後悔ポイントと対策

新築戸建

はじめに

「自由に理想の家がつくれる」という魅力がある注文住宅ですが、思わぬ落とし穴も潜んでいます。 建築後に「もっとこうしておけばよかった…」と後悔する方も少なくありません。

この記事では、実際によくある注文住宅の失敗とその対策を、現場視点で10項目にまとめて解説します。


1. 土地を自分で見つけてしまう

土地探しを自己判断で進めてしまうと、造成工事費・上下水引き込み・地盤改良などの追加費用を見落とす可能性があります。 その結果、物件本体の予算を圧迫し、「建てたい家が建てられない」という事態にも。

対策: 土地探しは必ずハウスメーカーや建築会社の営業マンと一緒に行い、トータル予算で検討しましょう。


2. 資金計画をせず、計画を始めてしまう

👉 関連記事:「頭金ゼロの住宅ローンは危険?」では、自己資金の考え方や返済計画について詳しく解説しています。

「どんな家にするか」から先に考えると、完成後にローンが苦しくなるケースが非常に多いです。

対策: まずは“借りられる額”ではなく“返せる額”から資金計画を組みましょう。

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3. 短時間で多くのハウスメーカーを回る

👉 関連記事:「住宅展示場に行く前に知っておきたい5つのこと」では、当日の流れやチェックポイントを解説しています。

展示場を短時間で3〜4社回ってしまうと、モデルハウスの印象だけで判断してしまいがち。 営業マンとの会話も浅く、正確な金額や構造の違いがわからないまま進んでしまいます。

対策: 1社につき最低2時間程度確保し、1日2社までに絞ってじっくり比較するのがおすすめです。


4. 予約をせずふらっと訪問する

住宅展示場に飛び込みで行くと、新人や空き時間の営業が対応する可能性が高くなります。 結果として“本当に実力のある営業担当”に出会えないことも。

対策: 事前に来場予約し、自分の家族構成や希望予算などを伝えておくと、レベルの高い営業とマッチしやすく、的確な提案も受けられます。

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5. 住宅展示場だけで判断し、完成現場を見ない

展示場は「見た目重視」の高級仕様で作られていることが多く、実際に建てるとオプションだらけで現実とギャップが。

対策: 完成見学会・入居前の引き渡し前住宅など、“リアルな仕様”の建物も必ず見学しましょう。


6. カーテンをハウスメーカーで購入する

提携カーテン業者は高価格帯の商品が多く、しかも設置費や手数料が上乗せされることも。

対策: カーテンは後から購入でもOK。ニトリ・IKEA・カーテン専門店などコスパの高い選択肢を検討しましょう。


7. 外構工事をハウスメーカーに依頼する

ハウスメーカー経由の外構工事は、下請け業者+メーカー利益の二重コストになりやすく、割高になります。

対策: 外構は地元の外構専門業者などに相見積もりを出すと費用が抑えられます。


8. イニシャルコストばかりを重視する

「安く建てたい」にばかり目を向けると、10年後・20年後にメンテナンス費用が高くつく可能性も。

対策: 外壁・屋根・設備などは“メンテナンス費用込み”で長期視点で選ぶのが賢い判断です。


9. 家具・家電のサイズを考慮していない

図面通りに設計しても、大型冷蔵庫・ベビーカー・掃除機などがうまく収まらないといった声は意外と多いです。

対策: 建築前から「手持ちの家具」「今後購入予定の家電」を明確にし、それに合った間取り設計を依頼しましょう。


10. 通風・採光・家事動線の優先順位を曖昧にする

「南向きリビング」「アイランドキッチン」などに憧れて間取りを決めると、住み始めてからの生活動線に支障が出るケースも。

対策: 家族のライフスタイルに合った「優先順位」を明確にし、営業マンと共有することで“自分たちの暮らしに合った家”に近づけます。


まとめ|理想の注文住宅は「情報」と「段取り」で決まる

注文住宅の魅力は「自由さ」にありますが、自由には責任と知識が伴います。

  • 予算オーバーを避ける
  • メンテナンス費用も含めた資金計画
  • 構造・仕様の理解

などを意識することで、後悔のない家づくりが可能になります。

まずは「正しい情報」をもとに、落ち着いて準備を始めましょう。

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