はじめに
住宅ローンを検討していると必ず出てくる言葉「団信」。 正式名称は「団体信用生命保険」で、住宅ローン契約時にセットで加入することが一般的です。
この記事では、団信の基本から種類、メリット・注意点、そして選び方まで、わかりやすく解説します。
団信とは?住宅ローンにおける役割を解説
団信(団体信用生命保険)は、住宅ローンの契約者が死亡または高度障害状態になった場合に、ローン残債が保険によって完済される仕組みです。
ほとんどの民間銀行では団信加入が住宅ローンの条件となっており、保険料は住宅ローンの金利に含まれている(上乗せされる)ケースが一般的です。
団信に加入するメリット
- 自分に万一のことがあっても、家族にローンが残らない
- 団信で住宅ローン分の生命保険機能が得られるため、生命保険の見直しにもつながる
- 精神的な安心感が得られる
団信の種類と金利の違い|よく使われるタイプ
✅ 一般団信(死亡・高度障害)
- 最も基本的な保障内容
- 金利上乗せなし〜0.1%前後で付帯
✅ がん団信・三大疾病・八大疾病団信
- がんや脳卒中、心筋梗塞など特定の病気でもローン残高がゼロになる保障
- 金利は+0.1〜0.3%ほど上乗せされる
- 保障内容や条件は金融機関ごとに異なるため比較が重要
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団信の注意点と誤解しやすいポイント
- 団信に加入するためには、健康状態に関する告知(健康審査)が必要です。
- 持病や過去の治療歴がある場合、団信に加入できないこともあります。
- そのため、健康なうちに早めに住宅ローンを組んで団信に加入しておくことが重要です。 一度加入してしまえば、途中で健康状態が変わっても契約は継続されるため、大きなリスク回避になります。
また、団信に加入できない場合は、団信が任意加入となっている「フラット35」などの住宅ローンを検討する選択肢もあります。
夫婦でローンを組む場合の団信の考え方
夫婦で住宅ローンを組む場合(ペアローン、連帯債務、収入合算)には、団信の付き方がそれぞれ異なるので注意が必要です。
- ペアローン:夫婦それぞれがローン契約者。両者に団信がつく
- 連帯債務:主債務者のみに団信がつく(金融機関によって異なる)
- 収入合算:債務者1名の契約となり、合算者には団信がつかない
最近では、りそな銀行などが提供する**「夫婦連生団信」**のような新しい保障も登場しています。
団信と生命保険はどう使い分ける?
団信は住宅ローンに特化した生命保険といえます。
そのため、「住宅ローン分の死亡保障」は団信でまかなえるとしても、
- 教育費
- 生活費
- 老後資金 など、家族の将来の暮らし全体に備えるには別途生命保険が必要なケースも多いです。
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まとめ|団信は“入って終わり”ではなく“理解して選ぶ”保険
住宅ローンの返済と同じくらい重要なのが、万一の備え。 団信の内容・種類・金利の違いを理解して、自分と家族にとって最適な保険を選びましょう。
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