はじめに
注文住宅の営業としてキッチンプランに数十件以上立ち会い、リノベーション営業としてキッチンの入れ替えも提案してきた私が、「結局どのメーカーがいいの?」という疑問に答えます。
この記事では、5つの代表的なキッチンメーカーの特徴と、あなたに合った選び方のポイントを実体験ベースで解説していきます。
キッチン選びに迷っている方、必見です!
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キッチンメーカーを選ぶときに見るべきポイント
- デザインの好み(スタイリッシュ・ナチュラルなど)
- 扱いやすさ・掃除のしやすさ
- 収納力と動線
- 価格帯(グレードと予算感)
- 素材(ホーロー・ステンレス・人造大理石など)
注文住宅・リノベーションでよく使われるキッチンメーカー
1. タカラスタンダード
- ホーロー素材の収納・扉が特徴的
- 掃除のしやすさと耐久性で人気
- デザインは少しクラシックだが機能重視派におすすめ
おすすめ商品:
レミュー:ホーローの最高級モデル。高級感と耐久性の両立
トレーシア:デザイン・機能のバランスがよくリノベーションでも人気
2. クリナップ
- ステンレスキャビネットの清潔感と耐久性が魅力
- ラクエラなどコスパ重視モデルも充実
- 中〜上級者向けの提案にも使いやすい
おすすめ商品:
セントロ:料理好きに好評な高性能モデル。機能性も抜群
ラクエラ:価格を抑えつつ、収納や清潔感がしっかり確保されている
3. LIXIL(リクシル)
- デザインのバリエーションが豊富
- セラミック天板や収納力で支持されている
- ハウスメーカーでも標準採用が多い
おすすめ商品:
リシェルSI:セラミック天板が魅力。高級感と実用性を両立
シエラS:コスパ重視のエントリーモデル。リノベーションにも最適
4. パナソニック
- 家電連携や照明計画も含めたトータル提案が得意
- コンロや食洗機などの内蔵機器の性能が高い
- ハイグレード志向の方に向いている
おすすめ商品:
Lクラス:パナソニックの最高グレード。デザイン性・機能性ともに業界トップクラス。料理が楽しくなるキッチン。
Sクラス:ラクシーナ後継の中〜上位グレード。収納力や機能のバランスが良く、リノベーションにも適したモデル。
5. TOTO
- 人造大理石や水栓周りの品質が高い
- トイレや洗面のイメージが強いが、キッチンの評価も◎
- シンプル志向のリノベーションに好相性
おすすめ商品:
ザ・クラッソ:シンプルで上質。水回りに強いTOTOらしさが光る
ミッテ:コンパクトでリノベーション向き。必要機能をしっかりカバー
実体験から感じる「メーカー選びで後悔しないためのコツ」
- リノベーションなら「掃除・耐久性」を重視
- 注文住宅なら「デザイン・一体感」を優先
- 各メーカーのショールームで“触って比べる”のが一番
まとめ:自分の「暮らし方」に合ったキッチンを選ぼう
キッチンメーカーはどこも一長一短。大事なのは、「自分の暮らしに合う」かどうか。
私は注文住宅でもリノベーションでもたくさんの施主様にご提案してきましたが、最終的に満足度が高い人は“納得して選んだ人”です。
まずは気になるメーカーをチェックして、ショールームで実際に体験してみるのがおすすめです!
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